「お昼の12時は運命の人に出会えるチャンス」タイで噂のマッチングアプリとは? | Techsauce

「お昼の12時は運命の人に出会えるチャンス」タイで噂のマッチングアプリとは?

マッチングメイキングサービス「noonswoon」

「毎日お昼の12時は運命の人に出会えるチャンス」

noonswoon(ヌーンスーン)は毎日お昼の12時に新しい出会いを紹介してくれるマッチングアプリケーションだ。CEOのKavin氏はnoonswoonを運営する傍ら、大学講師を行っている。彼のサービスとタイのスタートアップに対する思いについて尋ねてみた。

noonswoonについて教えて下さい。

【Kavin Mickey Asavanant】新しい出会いのチャンスを提供するマッチングプラットフォームです。近年、東南アジアでも独身の割合が増加して晩婚化が進んでいます。独身層を分析してみると、ハイキャリアの方ほどその傾向が顕著に見られます。理由としては、彼らは1日の時間の大半を仕事に割く為、職場以外でのプライベートな時間を持てません。つまり、新しい出会いがとても少ないのです。なのでそういった、新しい出会いを望むけれど、忙しい為に時間があまり持てない。でも、出会う相手はしっかりと選びたい、という人たちに向けたサービスです。ユーザー登録時の手順としてはFACEBOOKアカウントとの連携が必須となります。そこから読み取った情報から学歴、職業、趣味、年齢といった条件が似ている相手が紹介されます。条件は独身であることなのですが、出会いの目的に関してはあくまでも本人次第ですので新しい友人が欲しいという方も利用することができます。ちなみにnoonは12時、swoonはバタフライフィーリング、という様な意味を込めています。

ーサービス名に12時を入れたのはどんな意味があるのでしょうか?

実は、noonswoonは毎日お昼12時の1日1回、新しい異性の紹介通知がされる仕組みになっています。そして、紹介者のプロフィールを見て気に入ったら相手とチャットすることが出来ます。そしてお互いが更に興味を持ったら実際にデートをしてみるいう様な仕組みになっているのです。実際に今まで約200人、100組のカップルが成立しています。

ー1日に紹介する人数を増やして欲しい場合はどうすれば良いのでしょうか?

一般会員制とプレミアムユーザーの2パターンが選ぶことができます。プレミアムユーザーの特典機能として、1日の紹介人数を増やすこと、マッチメーカーという弊社のマッチングコンサルタントと面談をすることができます。

ー具体的にどういったことを面談するのですか?

例えば、お相手の異性に求める条件のヒアリングなどです、どんな性格が好みか、また仕事や収入の希望などですね。そして、そのヒアリングを元に、より理想に近い相手を紹介致します。また、それに加えて異性との会話の仕方などノウハウ的な部分まで手厚くサポートもします。

ーこういったマッチングサービスはセキュリティー面が大きな課題となりますが、その点に関してはどのような工夫をされていますか?

セキュリティに関しては、先程お伝えしたようにFACEBOOKの認証を通します。そうすることで、サービスの利用者として適切な人物であるか否かを判断できます。例えば、友人の数が50人以下だと登録できないようになっており、また、プロフィールの情報量が極端に少ない場合も同じようにできません。また判断が難しい場合は、スタッフが直接面接をしてサービス利用に適しているか否かの確認をする場合も有ります。

 

noonswoonを運営するメンバー。中央の赤いT-shirtsの男性がCEOのKavin氏

ーMickeyさんがnoonswoonの様なマッチングプラットフォームを始めようと思ったきっかけは何でしたか?

私はテクノロジーを使ったサービスを創り出すことは好きでしたが、実はnoonswoonをリリースするまで、個人的にマッチングサービスを使用したことはありませんでした。しかし、興味をもったきっかけのひとつに、長年交際していた彼女と別れてしまった出来事があります。とてもパーソナルな理由ですね……笑 その後、友人からの紹介で異性との出会いは何度かありましたが、自分のワークライフスタイルに見事にマッチングするような女性をみつけるのは難しいと感じました。なので、わたし自身もnoonswoonを使って自分のプロフィールデータ情報源に、どういったタイプの女性となら良好な関係を築いていけるか、現在模索中です。また、もうひとつのきっかけに学生時代にコンピュータサイエンスを学んでいたので、テクノロジーを使ったサービスを自分で創りたかったというのきっかけがあります。

ーそうなんですね、Mickeyさんのルーツとなる学生時代について教えてください。

高校時代にさかのぼりますが、その頃から将来はエンジニアという職業を自分の仕事にしたいと考えていました。そして大学進学時にタイ政府の海外留学制度に選抜され、アメリカのスタンフォード大学に進学することを決意しました。そこでコンピュータサイエンスに出会い、テクノロジーの進歩がどれほど人類の進歩に影響を及ぼしているのか、という現実を目の当たりにしました。その出会いはこれまでの人生のなかで本当に衝撃的でした。また、常に最新の知識のインプットが出来るだけでなく、しっかりとアウトプットする場所があったという点も大きかったですね。身近にいる友人が実際にコンピュータを使ってプロダクトを創ったりサービスを生み出していたりと、クリエイティブなことをごく普通に行っていたので、自然とわたしもプロダクトを創り、スタートアップを立ち上げようという思考になりました。また、Microsoftやアップルで実際にソフトウェアプログラマーとしてインターンをする機会もありました。学業面でも、仕事においても常に新しいことに挑戦ができる恵まれた環境に自分が置かれていたと感じます。

ー最先端の技術が集まる場所で実際に働いた経験を今後自身のキャリアにどのように生かしていきたいですか?

アメリカでいくつかサービスを作り出したりスタートアップの運営を通した上での、わたしの今後の目標は次世代に向けて新しいムーブメントを創り出すことです。「Great Cumpany, Good Culture」というのはアメリカで感じた自身の見解なのですが、価値の高い会社は社会全体に価値のある新しい文化を創造していきます。なので、noonswoonがビジネスとして成功し手本となることで、若い世代に自分の仕事に対してクリエィティブになることの素晴らしさをインスパイアしたい、テクノロジーを使って新しいものを作ること、そして面白いと思うことをすることが自分のキャリアとしてだけでなく、人生においていかに大切なことであるかを伝えていきたいです。現在、自分のビジネス以外に、2008年からチュラロンコン大学(※タイで最も有名な国立大学。)で起業家育成やプログラミングに関する教鞭をふるっています。こういった機会も生かして、自分の経験や知識を若い世代に伝えていきたいですね。

ー今後のどのようにサービスを展開させていきたいですか?

次のステージはビジネスをグローバルに展開することなので、グローバルマーケティングチームを作っていきたいです。特にアジアを中心にビジネスを広げていこうと考えています。また資金調達に関しては2013年に一度調達をしていて、今年の4月に次の資金調達を日本のVCから行う予定です。今後の展開をご期待ください。

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